羽田空港から米国への昼間定期便をめぐる日米航空協議の延期が8日、決まった。米政府が延期を申し入れたのは、米国の航空業界に賛否両論があり、調整が終わっていないためとみられる。日本の国土交通省は早期の決着を目指し、交渉日程を再調整している。
羽田の昼間便実現について、全日本空輸や日本航空と提携するユナイテッド航空やアメリカン航空は支持する一方、成田を主な拠点とするデルタ航空は反対している。デルタは1月、成田と米本土を結ぶ同社路線が競争力を失い「すべて廃止に追い込まれる恐れがある」との声明を発表した。
日本政府内では、米政府内で日本との交渉を主に担当する国務省と、航空政策全般を所管する運輸省の連携不足も協議の遅れに影響しているとの見方が出ている。(共同)
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ
-
米国特許商標庁、出願者らの個人住所流出が再発 〜「不注意」が原因、影響を受けた人たちに通知