労働者層に弱さ露呈 立て直し狙うクリントン氏

 大統領選の民主党指名争いで、クリントン前国務長官(68)が自動車産業の強い中西部ミシガン州での8日の予備選を予想外に落とした。労働者層への弱さを露呈し、陣営は立て直しが急務。15日には近隣の大票田オハイオ、イリノイ両州でも予備選がある。クリントン氏は9日の候補者討論会で雇用重視を強調した。

 ミシガンでは、事前の世論調査でクリントン氏が20ポイント以上先行したが、サンダース上院議員(74)が僅差で制し、番狂わせの勝利をつかんだ。

 ミシガンは自動車産業の中心地デトロイトを抱える工業州。サンダース氏は、北米自由貿易協定(NAFTA)などを「破滅的だ」と主張し、こうした通商政策にクリントン氏が賛成してきたと批判してきた。予備選ではこれが効き、製造業の国外流出に不安を持つ労働者層を引きつけたとみられる。(共同)

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