WTO、審理開始へ 対アルゼンチン通商紛争
- 2013年1月28日
- 世界のニュース
【共同】世界貿易機関(WTO)は28日、日本と米国、欧州連合(EU)が保護主義政策だとしてアルゼンチンを提訴した通商紛争について、「一審」に当たる紛争処理小委員会(パネル)の設置を決めた。
訴えによると、アルゼンチンは自動車などを対象に政府の許可制などの輸入制限措置を導入している。アルゼンチンは自国産業保護を訴え、主張は対立している。
今後、約1年間の手続き、審理の期間を経て、パネル報告が出される。パネルの判断に不服があれば「最終審」に当たる上級委員会に上訴が可能。
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