デルタ、航空券販売を見直し 〜 電話と窓口購入の割高解消
- 2016年4月15日
- アメリカ発ニュース
デルタ航空は14日、航空券を電話や空港窓口で販売する際に請求していた追加料金を廃止すると発表した。大手航空会社のほとんどは、利用者にチケットのオンライン購入を促すため電話や空港カウンターの販売で追加料金を取っているが、デルタの動きでその慣行が変わるかどうか注目されそうだ。
AP通信によると、デルタはこれまで、電話でのチケット購入には25ドル、空港その他のカウンターでは35ドルの追加料金を請求していた。しかし近く社長に就任するグレン・ホーエンスタイン執行副社長はこの日、「煩わしさをなくすため追加料金は廃止する」と表明した。
チケットのオンライン購入が増えれば電話応対センターの人員を減らせるため、航空大手はどこもオンラインのチケットを割安にしている。従来のデルタと同様、アメリカンとユナイテッドは電話購入に25ドル、カウンター購入に35ドルを追加しており、格安大手のジェットブルーは両方に25ドルを追加している。ほかにも中堅のアラスカ航空は電話購入に15ドルを追加している。
一方、格安航空のスピリット航空はオンライン購入でも電話購入と同じ9〜18ドルの追加料金を請求している。サウスウェスト航空はどの購入方法にも追加料金がない。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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