孤立主義に回帰か トランプ外交、具体論欠く

 大統領選共和党指名争いで圧倒的優勢の実業家トランプ氏(69)が27日表明した外交政策は、かつての米国にあった孤立主義への回帰ともいえる。ただオバマ大統領らへの批判が主で、具体論を欠いたのは否めない。イラク戦争にみられる積極的な軍事関与は否定した。

 40分間の演説は、オバマ氏の経済政策で米国民の職が奪われ「米国が体力を弱めながら、外国を手助けしている」との主張から始まった。中国などを念頭に置く。経済が落ち込み軍事に資金を回せなくなったと論じた。

 その主張は、アジアや欧州の同盟国が駐留米軍費用をもっと負担すべきだという考えを導き、成果が見えない中東関与は限定的にしたいとの発想につながった。(共同)

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