英国で「人造人間」公開 人工の手足や臓器備える
- 2013年2月7日
- 世界のニュース
【共同】ロンドン中心部の科学博物館で7日、人工の臓器や手足を備えた「人造人間」の一般公開が始まった。「レックス」と名付けられ身長約2メートル。現在の科学技術で再現できる、さまざまな器官を世界各地から集め、ロボット研究家らが人間の形に組み立てた。
最新の人工臓器などの技術水準を紹介する英テレビ局のドキュメンタリー番組企画の一環で、要した費用は約100万ドル(約9300万円)という。
レックスは手足に加えて人工の膵臓や腎臓、気管を備えており、血液の役割を果たす液体が体内を巡るなど人工の循環器も組み込まれている。一方、脳のほか、胃や腸はなく食べ物を消化することはできない。
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