Select LA International Investment Summit 2017開催
- 2017年6月16日
- イベント
The Word Trade Center Los Angelesが6月14-16日の3日間に渡り「Select LA International Investment Summit 2017」を開催した。このイベントは南カリフォルニアにおける貿易動向、ロサンゼルス郡での直接投資の機会やマーケットトレンドなどにフォーカスし、300 名を超える国内外のビジネスリーダーが一同に介する行事。
6月15日のメインイベントは Sheraton Grand Los Angeles(LA ダウンタウン)で行われ、LosAngeles市長のEric Garcetti氏、JPMorgan Chase、2024 Olympic Bid Committeeなどがゲストスピーカーとして招かれた他、シリコンビーチの IT 産業、バイオ・サイエンス、エアロスペース、LA のインフラ整備の4分野にフォーカスした講演が行われた。
また、米国に対する諸外国からの投資や貿易等の対外活動に関わるデータベースが「海外直接投資報告書(FDI レポート)」として発表され、日系企業が創出した企業数、従業員数、その賃金に加え、創出された雇用の質にも言及し、更には諸外国の投資が地域社会に与える貢献度等にも触れられており、日系企業の貢献度が具体的な数値として公開された。
ワールドトレードセンターロサンゼルス・プレジデントのStephen Cheung氏は、昨今の日系企業のカリフォルニア州外への移転について
「企業の成長や異なる需要を追い求める面で、他州に本社を移す動きは自然なサイクルであり十分理解している。また、彼らの新たな活動を応援したいと思っている。その上で、新たに南カリフォルニアで活動をしたいという企業に魅力を感じてもらえるよう、今まで通り充実したサービスを企業に提供していくことに注力していく。また、世界に繋がるこのロサンゼルス、南カリフォルニアという場所はビジネスをする上でベストな場所だと考えているので、日系企業が他州に移る必要がないよう、より声を聞き、問題を突き止め、解決策を提供していくという良い関係を築いていきたい。」と述べた。
JBA会長の石川 斉氏は南カリフォルニアでビジネスをする意義について、
「1つ目は地理的な面で日本に近いこと、歴史的に日系人が多くコミュニティが出来上がっていること、2つ目としてUCALやUSCに代表されるような優秀な大学が集まっており、優良な労働力がある点、3つ目は宇宙工学やバイオ、エンタメなどとITの融合が起こっていること、最後に巨大な市場がある点だ」と述べ、アメリカに進出するためのゲートウェイシティとして様々な利点があることを強調した。
また、「日本の南カリフォルニアへの投資額が他国に比べ1位にも関わらず中国や韓国に目が向いている原因は、ロサンゼルスの中心地にビルを買うなど他のアジアの国々がより目立った投資をしているためで、日本は長年着実に投資をし企業の誘致にも力を入れているので実際には投資額はトップ維持している。我々はこの事実をしっかりと発信していく必要がある」とも語った。
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