GM、ITワーカー1000人を雇用〜フェニックスの新センターで
- 2013年3月12日
- 自動車関連
GMは、アリゾナ州フェニックスに新設したソフトウェア技術革新センターで、約1000人のIT従業員を雇用する計画だ。
デトロイト・フリー・プレスによると、フェニックス郊外のチャンドラーを立地にするセンターは、ミシガン州ウォーレン、テキサス州オースチン、ジョージア州ロズウェルに続き、ITワークの「インソーシング」を加速化する4つのセンターの掉尾を飾る。GMは今後3〜5年間で、ランディ・モット最高情報責任者(CIO)が指揮する技術インフラのてこ入れ策の一環として、4地域の約4000人を含め、全体で9000人をIT部門で雇用する計画だ。既に4センターで1500人を採用したほか、ヒューレット・パッカード(HP)から従業員3000人の移籍手続きを進めている。
GMは立地の選考過程でシリコンバレーも検討したが、コストの高さがネックになったとモット氏は説明した。
4センターは新ソフトウェアを開発し、重複するアプリケーションの削減を進めるほか、製品開発の迅速化へ向け、データ処理能力を改善してGMのエンジニアや設計者を後押しするのが目的だ。
モットCIOは、ITワークの90%を社内で調達する目標を掲げている。モット氏の就任前は、アウトソーシングが約90%を占めていた。
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