米国籍者4人殺害と司法省 無人機運用の正当性強調

 【共同】ホルダー司法長官は22日、議会に対し、国外での無人機による対テロ作戦で、これまでに米国籍者4人を殺害したことを米政府として初めて公式に認め、2011年にイエメンで死亡した米国籍のイスラム過激派幹部アンワル・アウラキ師を含む4人の氏名を公表した。

 オバマ氏は23日の演説で政権2期目のテロ対策の指針を示す予定。4人の氏名公表は、無人機攻撃の透明性を高め正当性を強調する狙いがある。

 米議会では、オバマ政権が国外での対テロ作戦で多用してきた無人機攻撃の運用基準があいまいで、なし崩し的に米国人を標的にした暗殺に使用されかねないとの批判が強まっていた。

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