少々高くてもましな席がいい〜航空利用者、大人の臭いも嫌う
- 2013年5月24日
- 米国ビジネス
航空機の乗客の大半は、長旅では少々の割増料金を払っても気分良く座れる席を確保したいと考えていることが、ハリス・インタラクティブの最新調査で分かった。
ロサンゼルス・タイムズによると、足元が広い席に割増料金を払うと答えた人は、2時間以内のフライトでは33%だったが、3時間以上のフライトでは58%に上った。割増額については、13%が25ドル以上払うと答えた。調査は今年3月中旬、成人2276人を対象に行われた。
しかし、割増料金ですべての不満が解消されるわけではない。調査では、臭いが強い大人の隣に座るくらいなら泣いている赤ん坊の隣の方がいいと答えた人が63%を占めた。一方、13%は子供がいない区域があるフライトを望んだ。
このほか、小型ナイフの機内持ち込み解禁に反対という人は90%に上り、9.11テロ以後強化された保安対策の継続を望む声が根強いことを裏付けた。
一方、乗客に機上での交流のきっかけを提供する航空会社も現れた。ヴァージン・アメリカは4月、ロサンゼルス〜ラスベガス便に、乗客が特定の座席を指定してクレジットカードを通せば飲み物をおごれる最新のタッチパネルを導入した。
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