運転中の口出し、一番腹が立つのは配偶者

　自分が車を運転している時に横からあれこれ批判や口出しをする「バックシート・ドライバー」のうち、一番腹が立つのは「配偶者」という人が多いことが、保険関連情報インシュランス・コムの調査で分かった。

　ロサンゼルス・タイムズによると、国内の成人ドライバー500人に「誰が最悪の同乗者か」と尋ねたところ、女性の34％が「夫」と答え、「母親」（18％）、「友人」（15％）と続いた。男性も「妻」と答えた人が40％と最多で、友人（17％）、母親（15％）と続いた。

　一番ましな同乗者は、男女ともに「ティーンエイジャーの子供」（６％）で、まだ親の運転に口出しするほど知識がないためではないかと考えられる。また、成人の同乗者で最も腹が立たないのは父親で、最悪の同乗者として挙げたドライバーは５％にとどまった。

　一方、何について口を出されるかという質問には、「速度」という答えが最も多く（47％）、「余計な道案内」（29％）や「とにかくしゃべり過ぎ」（19％）が続いた。そのほか、質問にはないが特にしゃくに障る行動としては、大げさな表情や身振り、ドライバーがすでに気付いていることに大騒ぎする、もっと速く走れと命令する、などが挙げられた。

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