抗議集会、流血の修羅場に 「発砲が止まらない」

 【共同】パン、パン、パン-。強制排除に抗議するスローガンがこだまする広場に銃声が響いた。人混みの中で次々と倒れる人々。16日、エジプトのモルシ前大統領支持派が首都カイロ中心部のラムセス広場で開いた「怒りの金曜日」の集会は、一瞬にして流血の修羅場と化した。

 モルシ氏の支持者は、カイロ各地のモスク(イスラム教礼拝所)で金曜礼拝を終えた後、ラムセス広場に続々と集結。現地からの報道によると、デモ隊の一部が広場に面した警察署に突入しようとしたところ、署内から激しい発砲が始まった。

 集会に参加していた主婦ナグラ・ホスニさん(60)は電話取材に「警察署や近くのビルの屋上から、発砲が止まらない。催涙弾も飛び交っている」と語った。多数の人が負傷し、近くのモスクに運ばれて手当てを受けており「モスクの入り口付近の床は血だらけだ」という。

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