薄氏処分、江氏が後押しか 香港紙報道

 【共同】2日付の香港紙、サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国共産党が収賄などを理由に重慶市前トップの薄熙来氏の党籍を剥奪し刑事責任を問うと決めたことについて、江沢民前国家主席が重要な役割を果たしたと報じた。中国政治の専門家らの見方として伝えた。

 胡錦濤国家主席と、次期最高指導者に内定している習近平国家副主席は、左派(保守)色の強い大衆迎合的な手法を取る薄氏を脅威と見なし追放することで一致。だが、薄氏を厳しく処罰することに、党内の左派などから激しい抵抗があったという。

 これに対し江氏が胡氏らの方針を支持、薄氏を厳罰に処すことが決まったという。江氏は薄氏と関係が近いとみられていたが、自身が推した習氏指導部への権力移行にとって、挑戦的な言動を取る薄氏が障害になると判断したとしている。

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