20億5000万ドル支払いで和解 巨額詐欺でJPモルガン
- 2014年1月8日
- アメリカ発ニュース
【共同】金融大手JPモルガン・チェースは、取引先のヘッジファンドが起こした巨額詐欺事件に関する責任の一部を認め、罰金などとして総額20億5000万ドル(約2140億円)を支払うことで米司法・金融監督当局と和解した。米司法省などが7日発表した。
ナスダック市場運営会社の元会長バーナード・マドフ受刑者が率いたファンドが高利回りを掲げて個人投資家や金融機関から巨額の金を詐取した事件で、JPモルガンは主力取引銀行として金の流れを把握できる立場にありながら、資金の不自然な減少などを当局に報告しなかった。
ロイター通信によると、JPモルガンはこの事件をめぐる民事訴訟でも計約5億5000万ドルを支払うことで和解した。
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