性的虐待でバチカン非難 国連子どもの権利委が勧告

 【共同】国連の「子どもの権利委員会」は5日、世界各地で発覚したカトリック聖職者による未成年者らへの性的虐待問題について「必要な対策を取っていない」としてローマ法王庁(バチカン)を非難、過去の全ての虐待事件を調査するよう求める勧告を発表した。

 子どもの権利委は「聖職者が数万人の子どもの性的虐待に関与してきた」として「最も深い懸念」を表明。「バチカンは犯罪の程度(の大きさ)を認識しておらず、必要な対策も取っていない」と指摘した。

 ローマ法王フランシスコは昨年12月、虐待問題に対応するための諮問委員会を設置することを決定。子どもの権利委は諮問委に、過去の虐待事件全ての調査を実施し、結果を公表するよう勧告した。

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