自分で納税申告する人増える〜大雪も影響か
- 2014年3月20日
- アメリカ発ニュース
今年は所得税の納税申告を自分で行う人が増えていることが、内国歳入庁(IRS)の中間まとめで分かった。
USAトゥデイによると、3月7日時点で約2740万人が2013年分を自分で申告しており、前年同期の2590万人から5.8%増えた。一方、専門の会計士にオンライン申告してもらった人は約3480万人で、2.2%減少した。
IRSウェブサイトの訪問者数も、前年の延べ1億9770万人から約1億8120万人と8.3%減少した。還付金の平均額は2.6%増の2969ドル。また2月28日までと3月7日までの2週間に処理された申告の数は約830万件増えた。
ポーター&アソシエイツの公認会計士ジェフ・ポーター氏によると、富裕層の顧客は株取引による金利や配当金などを示す投資関連書式「フォーム1099」が金融機関から届くのを待つ人が多く、ここ4、5年は申告の依頼が遅れる傾向にある。ほとんどの金融機関は同書式を2月末に発行している。
自分で申告する人が増えたのは、調査時期は全国的に悪天候が続いたからという見方もある。大雪で外に出られず余分な時間ができたため、「今年は自分でやるか」と思い立つ人が増えたのでは…というわけだ。
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