チリ北部地震、死者6人に 2.55mの津波観測

 【共同】チリ北部で1日夜(日本時間2日朝)に起きたマグニチュード(M)8.2の地震で、チリ政府は2日、M6以下の余震が続く中、被害状況の確認作業を続けた。政府によると、震源地に近い北部イキケで観測された2.55メートルの津波が最も高かった。主要メディアによると、地震に起因する死者はさらに1人増え、2日までに計6人に上った。

 気象庁は2日、日本沿岸に津波が来るかを調査中とした上で、来るとすれば3日早朝に北海道の太平洋側に第1波が到達すると明らかにした。

 震源地はペルー国境に近いチリ北部イキケの北西約95キロで、震源の深さは約20キロ。チリ北部では最近、小規模な地震が続いていた。

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