新型ソーラー機を初公開 来年、世界一周計画

 【共同】スイス西部パイエルヌで9日、同国の団体「ソーラー・インパルス」が開発した太陽エネルギーだけで飛ぶ新型の1人乗りプロペラ飛行機「ソーラー・インパルス2」が初公開された。2015年に同機で世界一周に挑む計画だ。

 同機は、翼を覆う太陽電池パネルの電気でプロペラを回し、充電して夜も飛べるため、故障しない限り飛び続けられる。旧型機「ソーラー・インパルス」が13年に米大陸の断続的な横断飛行に成功。今回、世界一周のため旧型機の電池などを改良した。

 重量2.3トン、両翼は72メートルと、旧型機より一回り大きくなった。今年5月にテスト飛行を行い、来年5月から世界一周の旅に出る予定だ。

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