26日から日朝局長級協議 拉致再調査合意目指す
- 2014年5月19日
- 世界のニュース
【共同】日朝両政府は19日、外務省局長級による公式政府間協議をスウェーデンのストックホルムで開くことを決めた。日程は26〜28日の3日間。岸田文雄外相が外務省で発表した。日本側は、懸案の日本人拉致問題を3月下旬の前回協議に続き取り上げる。横田めぐみさんら拉致被害者の安否に関する再調査の実施合意など実質的進展を目指す。
北朝鮮側は輸出入全面禁止などの制裁緩和や、売却が決まった在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部ビルの継続使用問題を取り上げるとみられ、協議がどこまで進展するか見通せない。
外務省によると、日朝政府間協議をストックホルムで開くのは初めて。北朝鮮側が北京の外交ルートを通じて指定してきた。スウェーデンは北朝鮮と国交があり、日朝双方がストックホルムに大使館を置く。前回協議の開催地は北京だった。
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