5歳児から義務教育検討を 就学前児童、無償化も

 【共同】「6・3・3・4」制の学制改革を議論している政府の教育再生実行会議の提言素案全容が4日、関係者への取材で判明した。幼児教育の重要性を強調した上で、義務教育の5歳児への前倒し検討を求めるほか、3〜5歳児の教育を段階的に無償化することが少子化対策にも有効だとした。

 現在は特例として各自治体で実施している小中一貫校の制度化や、新たな職業教育学校の創設なども盛り込んだ。11日の実行会議に提示され、7月に取りまとめる。

 素案は、5歳児への義務教育の前倒しについて、将来の課題として「設置主体の多様性も踏まえ、より柔軟な新たな枠組みによる義務教育化を検討する」と踏み込んだ。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る