TPP早期妥結へ意欲か 年内に発効手続き必要
- 2015年1月20日
- アメリカ発ニュース
【共同】オバマ大統領は20日の一般教書演説で、環太平洋連携協定(TPP)交渉の早期妥結への意欲を表明するとみられる。来年秋に次期大統領選を控えており、協定発効に向けた議会手続きを年内に終えなければ、オバマ政権によるTPP締結は極めて困難になるためだ。
最大の焦点となるのが、議会が大統領に交渉権限を一任するかどうか。権限委譲なしに交渉を終えても、議会の反対で覆される恐れがあるだけに、権限の一任は交渉妥結には必須とされている。
大統領に交渉を一任してしまうと主張が協定に反映されなくなるとして、労働組合や環境団体から支持を受ける与党民主党では、権限付与に反対する議員が多数派を占める。一方、自由貿易を推進したい野党共和党には賛成意見が多い。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ