海自飛行艇購入を決定へ インド国防省、輸出へ前進
- 2015年2月26日
- 世界のニュース
【共同】日本がインドへの輸出を目指している海上自衛隊の救難飛行艇「US2」について、インド国防省が購入を事実上、機関決定することが26日、分かった。同国国防筋が明らかにした。US2に関する国防当局の機関決定は初めてとなる。
インド政府としての最終決定にはなお時間がかかるとみられるが、官民挙げて売り込みを図っている日本にとって大きな前進となる。
国防省は、国防相を議長とし、装備品調達の必要性を判断する「防衛調達会議」を今月28日に開催。日本政府との間で設置したUS2の合同作業部会の権限を強化し、購入を前提に購入数や共同生産の可能性などの交渉を加速させる方針を決定する。
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