クリントン国務長官が意識失う 胃腸炎影響か、自宅勤務に

 【共同】国務省は15日、胃腸炎を患っていたクリントン国務長官(65)が一時、意識を失ったと発表した。現在は自宅で回復途上にあるが、週明け以降は自宅で療養しながら職務に当たるという。意識を失った日時や場所は明らかにしていない。

 発表によると、ウイルス性胃腸炎にかかっていたクリントン氏は、脱水症状となって気を失い、脳振とうを起こした。引き続き医師の診察を受けている。

 クリントン氏は病気を理由に、12日にモロッコで開かれた国際会議出席などのため計画した外遊を取りやめていた。2005年に上院議員を務めていた時も演説中に気を失ったことがある。

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