米就業者28万人増 雇用回復に勢い、5月 失業率は5.5%
- 2015年6月5日
- アメリカ発ニュース
【共同】労働省が5日発表した5月の雇用統計(速報、季節調整済み)によると、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数は前月から28万人増えた。22万5000人程度の増加を見込んでいた市場予想を大きく超え、雇用情勢の回復に勢いが出てきた。失業率は0.1ポイント上昇の5.5%。米連邦準備制度理事会(FRB)が模索する年内の利上げに向け好材料となりそうだ。
3月に就業者の伸びは急減したが、4、5月と2カ月連続で雇用回復の目安とされる20万人の大台を上回った。5月は昨年12月(32万9000人増)以来の大幅増となった。
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