米ロ首脳が会談 軍用機撃墜、シリア協議か 

 オバマ大統領とロシアのプーチン大統領は30日、パリ郊外で開幕した国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に合わせて会談した。ロシアメディアが伝えた。会談内容は不明だが、シリア情勢やトルコによるロシア軍機撃墜をめぐり協議したとみられる。

 プーチン氏はロシア軍機撃墜について、トルコだけでなく、トルコが加盟する北大西洋条約機構(NATO)や有志国連合を率いる米国の責任論も主張しており、激しい駆け引きが行われた可能性がある。インタファクス通信によると、会談は30分以上続いた。

 米ロ首脳が直接会談するのは、11月中旬にトルコ南部アンタルヤで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会合以来となる。(共同)

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