オバマ氏、政権2期目へ 21日に就任式、熱狂冷める
- 2013年1月18日
- アメリカ発ニュース
【共同】オバマ大統領は20日、ホワイトハウスで家族ら少人数を前に就任宣誓を行い、2期目の政権がスタートする。21日には就任式に臨み、演説で今後4年間の米国のあるべき姿を国民に語り掛ける。しかし米国初の黒人大統領誕生の熱狂は冷め、第2次大戦後に2期目を迎えた大統領としては2番目に低い支持率という苦しい状況だ。
オバマ氏がまず直面するのは、2月中にもリミットに達する連邦政府の債務上限引き上げと、昨年12月に児童ら26人が犠牲になった小学校乱射事件を受けた銃規制対策。いずれも議会下院の過半数を握る共和党の協力が不可欠で、早々から厳しい交渉が待ち受ける。
米調査機関ピュー・リサーチ・センターの最新世論調査によると、オバマ氏の支持率は52%。2009年1月の政権発足当初の64%から一時は43%まで下落したが、昨年の大統領選を経てやや持ち直した。
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