地震安全宣言は「不適切」 情報提供にも問題

 【共同】イタリア中部ラクイラ地裁は18日、2009年の同国中部地震直前に「安全宣言」と受け止められる判断を示した学者ら7人について「地震の危険に対する不適切な評価と情報提供があった」と指摘した。イタリアのメディアが伝えた。

 7人は防災庁付属委員会メンバーで、群発地震が続いていた中部の状況について09年3月末、大地震に至る可能性は低いと報告。この結果、多くの住民が翌4月の地震で死傷したとして起訴され、地裁が昨年10月、過失致死傷罪で禁錮6年の実刑を言い渡した。

 イタリアの刑事裁判では、判決理由は言い渡し後90日以内に開示されるため、地裁は18日に判決理由を公表した。

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