ユナイテッド航空、ウクライナへの支援・寄付活動を開始

ユナイテッド航空は、3月7日にウクライナ周辺で必要とされる人的資源と物資を空輸する活動において重要な役割を果たす可能性のある団体への寄付活動を開始したと発表した。

ユナイテッド航空のマイレージプログラム「マイレージプラス」の会員は、専用ウェブサイトを通じて同社が支援する4団体(Airlink、Americares、American Red Cross、World Central Kitchen)に現金もしくはマイルを寄付することができる。ユナイテッド航空は、500万マイル、および10万ドルを上限として寄付された同額をマッチング寄付する。加えて50ドル以上の寄付を行ったマイレージプラス会員に対してボーナスマイルを付与する。

今回ユナイテッド航空が支援する4団体は以下のような活動を現地で行っている。
Airlink (エアリンク):必要な物資を空輸。物資には、医療物資、WASH(水、衛生用品)などが含まれ、また危機対応および医療チーム、そして20を超える難民をサポートする人道支援団体の輸送も担っている。

Americares (アメリケアーズ):大規模な医薬品、支援物資を輸送。ウクライナからの難民に対して必要な保健支援を提供する医療チームを派遣する準備を行っている。

World Central Kitchen (ワールドセントラルキッチン):地元レストラン、ケータリング会社およびフードトラック会社と協力し、温かい栄養価の高い食事を国境地区、シェルターにて提供している。また、ウクライナ、ポーランド、ハンガリー、モルドバ、ルーマニア、スロバキアでの難民地域でも同様の活動を行っている。

American Red Cross (米国赤十字):世界の赤十字のネットワークを活用し、ウクライナ危機に影響を受けている人々に人道支援を提供している。

今回の支援についてユナイテッド航空社長ブレット・ハート氏は、「我々が現在目にしているウクライナにおける人的悲劇は恐ろしく、大きな衝撃を受けています。それに対応するため、弊社も援助をすぐに必要としている人々に物資を届ける役割を果たします。我々の支援パートナーは一週間前よりすでに現地での 活動を開始しており、彼らがこの危機の前線へ人や物資を空輸する任務を遂行するのに更なるサポートが必要なのは明らかです。ユナイテッドは支援活動の一翼を担えることに誇りを持っており、引き続き、必要な支援方法を模索してまいります」と述べている。

■詳細:ユナイテッド航空 ウクライナ支援専用ウェブサイト
united.com/UkraineSupport

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