25%が医師と日本語でのコミュニケーションを希望! 「海外での子育て・妊娠課題の実態調査」アンケート

オンライン医療相談サービスを提供するYOKUMIRU株式会社は、海外滞在者が、子育てや妊娠・出産に不安や悩みを抱えていることに着目し、日本国外での子育て、妊娠中の方に関するアンケートを実施した。(2023年7月1日〜9月末までアンケート調査を実施、海外で子育て、妊娠中の日本人女性 合計119名の有効回答)

海外での子育て・妊娠については、「必要な情報を得にくい」、「すぐに頼れる人がいない」、「安心できる医療機関がない」など、多くの悩みや課題が浮き彫りになった。また、子どもの病院選びについては「アクセスが良いから(61%)」、「保険適応の病院だったかから(42%)」、「評判が良かったから(28%)」という答えが上位を占めたが、10%の方が「日本人医師がいるから」と回答した。「その他」と答えた17%の中にも「日本語通訳がいる、もしくは来てくれるから」、「オンライン通訳が利用できる」、「日本語が話せる外国人医師や看護師がいる病院」という理由で病院を選んでおり、約25%の人が、医師と日本語でのコミュニケーションを希望することがわかった。

子育てをしていて、海外で大変だと感じること(※複数回答可)」を答えてもらったところ、半数以上の方が以下の3つの悩みを抱えていることがわかりました。①言葉の問題で必要な情報を得にくい
②すぐに頼れる人がいない
③安心できる医療機関がない(少ない)

「身近に相談できる人がいない」や「言葉の問題などから支援サービスを利用できない」などの状況から、80%以上の人が日本人医師への相談を希望していることで、海外ではこれらの課題解決へのハードルがより高くなっていることが分かります。

YOKUMIRUのオンライン医療相談では、日本人医師が、海外在住邦人の抱える妊娠や子育ての悩みの受け皿となり、アドバイスを行なっている。パソコンやスマホアプリを利用して、世界中どこにいても日本人専門医に医療相談が可能。2021 年のサービスリリース以来、60カ国・3,500 人以上の会員が利用している。

■詳細:YOKUMIRU株式会社 
https://yokumiru.jp/archives/news/20231114

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