インターネットを通じデータを受信しながら逐次再生するストリーミング方式での楽曲売上高が、2015年に米国で初めて端末に保存するダウンロード方式を上回ったことが6日までに分かった。データを端末に保存する必要のない手軽さが人気の理由で、音楽市場の主役に躍り出た。
米音楽産業はCDなど音楽ソフトに代わり興隆したダウンロード方式を経て、再び転換期を迎えた。米国ではIT大手アップルなどがストリーミング事業に相次ぎ参入し競争が激化している。
米レコード協会(RIAA)によると、ストリーミング方式での売上高は15年、全体の34.3%を占めた。ダウンロード(34.0%)、CDなどの音楽ソフト(28.8%)を上回った。(共同)
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