前田投手らが慈善サイン会 大リーグのドジャース

 大リーグ、ドジャースの前田健太投手らが26日、本拠地のドジャースタジアムで、地震で被災した熊本とエクアドルへの義援金を集めるための慈善サイン会を開いた。ファンが10ドル(約1110円)を支払ってボールや色紙などの持参品にサインをもらう形式で、ロバーツ監督やプイグ外野手らも参加した。

 前田投手は「自分の育った日本が被災したことは悲しいニュース。みんなの思いが届けばうれしいし、少しでも貢献したい」と、ユニホーム姿でサインを繰り返した。母親と自身が沖縄出身のロバーツ監督は「貴重なお金を集めて向こうの人々の役に立てれば」と話し、にこやかにペンを走らせていた。

 サイン会には開始時点で約1000人が行列をつくった。カリフォルニア州のクリーニング店経営、アレックス・バリオスさんは前田投手の投球写真にサインをもらい「妻が軍務で日本にいたことがあり、少額だが熊本の人を助けたかった。美しいサインで、開門前から3時間も並んだかいがあった」と喜んでいた。(共同)

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