米国防長官人事で公聴会 上院、ヘーゲル氏に異論も

 【共同】米上院軍事委員会は31日、パネッタ国防長官(74)の後任に指名された共和党穏健派のヘーゲル元上院議員(66)の人事承認をめぐる公聴会を開いた。ヘーゲル氏は事前に提出した書面証言でイランの核兵器保有阻止に向けて武力行使も排除しない考えを表明した。

 自国の核軍縮を訴え、対イラン制裁強化に懐疑的な考えを示していたヘーゲル氏の起用には保守派から異論が噴出。公聴会が長時間に及ぶ可能性があるが、米メディアは最終的には承認されるとの見通しを伝えている。

 書面証言では、ベトナム戦争への従軍経験を踏まえ、軍事介入には常に慎重であるべきだと強調。アフガニスタン駐留米軍の着実な撤退を進めるとする一方、イランに対しては「まだ外交の余地はあるが、その扉は閉じつつある」と警告した。

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