米国民6割が疑問視 クリントン氏訴追見送り

 大統領選の民主党候補指名を確実にしたクリントン前国務長官が、公務で私用メールを使っていた問題で訴追されなかったことについて、米国民の6割近くが疑問視していることが11日公表の世論調査結果で分かった。

 大統領になっても懸念材料であり続けると考える国民も多く、国民の視線の厳しさを示した。メール問題は引き続きクリントン氏の頭痛の種となりそうだ。

 連邦捜査局(FBI)のコミー長官は5日、訴追を求めない方針を発表した。調査は6、7両日にABCテレビとワシントン・ポスト紙が実施。FBIの判断を「支持しない」と答えた人は56%で、「支持する」の35%を大きく上回った。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る