ケリー外交、中東へ注力 アジア具体論はこれから
- 2013年2月4日
- アメリカ発ニュース
【共同】オバマ政権2期目の外交を担うケリー国務長官(69)が本格始動した。初外遊で訪れる予定のイスラエルのネタニヤフ首相らと電話会談し、中東和平交渉へ注力する考えを表明。外交の柱であるアジア太平洋地域重視については推進姿勢を示しつつも、議会で対中関係が重要と指摘した発言が目立つ程度。具体論はこれからのようだ。
ケリー氏が就任翌日の2日以降、電話会談したのは、イスラエルのペレス大統領、ネタニヤフ氏、パレスチナ自治政府のアッバス議長ら。AP通信によると、ケリー氏はアッバス氏に「頓挫した交渉を再開させる」決意を伝達。政権2期目を迎え、歴史に名を残す実績づくりを意識しているのは明らかだ。
アジア太平洋地域では、日本の岸田文雄外相、韓国外交通商相と電話会談。北朝鮮問題での連携を確認し、重視姿勢を示してみせた。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ