銃規制強化「行動の時」 オバマ大統領が議会に要求

 【共同】オバマ大統領は4日、ミネソタ州で銃規制強化について演説し「今こそ行動の時であり、次の事件が起きるまで待ってはいられない」と述べ、議会に法制化を急ぐよう要求した。

 オバマ氏は1月、コネティカット州の小学校乱射事件を受け、銃購入希望者の犯罪歴調査を義務付ける新法制定などを提案。しかし議会内では反対論がいまだ根強いのが実情だ。

 オバマ氏は演説で、銃所持者の過半数が犯罪歴調査に賛成しているとの世論調査結果が出たと強調。犯罪歴調査や、一定以上の弾が装填できる銃などの所持禁止は「常識的な措置」であり「リベラルでも保守でもなく、民主党や共和党の考えでもない」と指摘し、超党派での取り組みを訴えた。

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