イタリアの「ハチ公」死ぬ 教会通いで話題に

 【共同】イタリア南部サンドナーチ市で、飼い主の死後、教会に通い話題となった犬のトミーが12日に死んだことが分かった。イタリアのメディアが13日伝えた。

 トミーは昨年11月に飼い主のマリアさん=当時(57)=が死去した後、毎日のように教会に行き、祭壇の前に陣取るようになった。ハリウッド映画にもなった「忠犬ハチ公」のようだと地元の人に愛されたが、13歳と犬としては高齢で、病気も患っていたとされる。

 インターネット交流サイト「フェイスブック」に設けられたトミーのページには、国内外から哀悼のメッセージが寄せられた。

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