九州でオスプレイ訓練 夜間飛行も、防衛省伝達

 【共同】米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)を拠点に6日から始まる新型輸送機MV22オスプレイの本土での低空飛行訓練が九州地方で実施されることが4日、防衛省への取材で分かった。夜間訓練も行う。同日夕、在日米軍から防衛省に連絡があり、九州などの関係各県に伝えた。

 昨年10月の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備完了後、オスプレイが本土上空での訓練に投入されるのは初めて。本土各地で安全性への懸念がある中、オスプレイの運用が本格化する。米軍は今後、静岡県のキャンプ富士などにも拠点を広げ、訓練地域を順次拡大させるとみられる。

 防衛省によると、今回訓練するのは、米軍が昨年、オスプレイ配備についての環境審査報告書で示した「イエロールート」。大分、福岡、熊本、宮崎各県の山間部などを周回するように飛行する。報告書には、ほかにも日本各地の5ルートが示されていた。

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