トップロード洗濯機が高効率に〜節電、節水で人気も上昇

 上から洗濯物を入れるトップロード型洗濯機のエネルギー効率が高まり、急速に販売数を伸ばしている。

 ビジネス・ウィークによると、電力消費量が少なく、ほかに利点も多いことが人気の理由で、米国家電製品協会(AHAM)の統計では過去2年間で高効率(HE)トップロード洗濯機市場は34%も伸びた。

 HEトップロード型の長所は、従来のトップロードに比べて年間の使用コストが半分以下で済むほか、かくはん器がないためスペースが広く、最新機種は開口部が大きくて洗濯物の出し入れがしやすいこと。さらに、脱水時の回転が速いためたくさん脱水でき、従って乾燥時間も短くなって電気代が節約できる。水の使用量も従来のトップロードより約60%少ない。

 従来のトップロードより値段は少し高いが、長期的には安上がりとなり、時間の節約はすぐに実感できるという。GEアプライアンシズの担当者は「HEトップロードは、エネルギー効率と引き換えに機能を犠牲にしていないため消費者に人気が高い。短時間でたくさんの洗濯ができ、洗いの時間を追加したりしみ取り設定などの機能を使って好みの洗い方ができる」と話している。

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