グーグル700万ドルで和解 州当局と個人情報収集で

 【共同】グーグルが無線LANを通じて個人情報を誤って収集していた問題で、ニューヨーク州などの司法当局は12日、グーグルが計700万ドル(約6億7200万円)を州側に支払うことで和解に達したと発表した。

 和解では、グーグルは収集した情報を破棄するほか、社員教育を徹底する。個人情報保護に関する広報活動も展開していく。和解にはニューヨークのほか、カリフォルニアやテキサス州など38州と首都ワシントンの司法当局が加わった。

 州側は、グーグルが2008年から10年にかけて、街並みの写真をネット上で提供するサービス「ストリートビュー」のための撮影の際に、電子メールやパスワードなどの個人情報を収集したと認定した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る