2期目中東外交が始動 同盟柱に仕切り直し オバマ氏、課題山積

 【共同】オバマ大統領は22日、中東歴訪の最後の訪問国であるヨルダン入りした。1期目にイスラム世界との和解を優先、同盟国イスラエルとの関係がぎくしゃくした反省から、歴訪では同国との関係修復に力を注ぎ、2期目の中東外交を本格始動させた。ただイランの核兵器開発疑惑やシリア内戦など難題が山積している。

 「この2日間、米国とイスラエルの強固な絆を再確認した」。オバマ氏は21日、エルサレムでイスラエルの若者向けに演説し、胸を張った。

 イラン核問題やシリアの脅威への対処を約束する一方、パレスチナ和平の重要性も強調。何度も大きな拍手を浴びた。

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