反体制派に武器供与を 米下院、対シリア法案

 【共同】米下院のロジャース情報特別委員長(共和党)ら超党派の下院議員3人が26日までに、シリア反体制派への武器供与をオバマ政権に求める法案を提出した。

 「自由シリア法案」と名付けられた法案は、シリア国民の安全はアサド政権の退陣によって確保されるとして、オバマ大統領が反体制派に対し「武器、部隊訓練、機密情報の提供を含む適切な軍事的支援」を行うことを義務づけている。

 アサド政権が化学兵器を使用した可能性を指摘しているロジャース委員長は、米メディアに「世界最悪の人道危機をこれ以上座視できない」と語り、法案提出の意義を強調した

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