道路補修コストは年139億ドル〜カリフォルニア州

 カリフォルニア州の荒れた路面がドライバーに年間139億ドルの負担を強いていることが、米土木学会(ASCE)の調査で分かった。

 ロサンゼルス・タイムズによると、補修・管理コストの見積もりは調査団体TRIPが算出した。調査は全米50州の道路・橋りょうが対象で、カリフォルニアの場合、費用をドライバーの数で割ると1人当たり586ドルの負担になるという。

 カリフォルニア州の公道は、延長距離が国内最長の17万1874マイルに上る。このうち州が管理する道路の約68%が劣悪または中程度と評価された。西海岸ではオレゴン州が約65%、ワシントン州の68%の道路状況が劣悪と評価された。

 加州の橋りょうの数は2万4812本。その12%は「構造的に欠陥がある」ほか、16%は「機能的に時代遅れ」と評価された。

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