週明けは勤務中に職探し〜労働者、職場のパソコンでも平気

 週初めの月、火曜は多くの会社員がオフィスのパソコンを使って転職先探しをしていることが、複数の求人情報サイトの統計で判明した。

 ビジネスウィーク誌が、求人情報大手のインディード(Indeed.com)、グラスドア(Glassdoor.com)、シンプリーハイヤード(Simplyhired.com)から入手した情報によると、いずれのサイトも月曜と火曜の職探し件数が1週間で最も多い。時間帯も、インディードとシンプリーハイヤードでは月曜の午前11時前後にピークを迎える。

 インディードのクリス・ハイアムズ氏は、検索者のIPアドレスから、アクセスの大部分が職場のパソコン経由であることが分かると説明する。これは「職探しは会社に気づかれないよう携帯機器を使う」という通説を覆す結果だという。

 キャリア管理企業のライト・マネジメント(Right Management)が最近実施した調査によると、勤務日に職探しをしているという就業者は74%に上る。

 お昼前に次いで職探しのアクセスが多いのは夜だ。グラスドアでは、国内のどのタイムゾーンでも火曜の午後9時が1週間で最も多い。インディードの場合、トラフィックの約3分の1を占める携帯機器での検索のピークが火曜の午後8時半だという。

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