イタリア市役所でサボり常習化 詐欺容疑で17人摘発

 【共同】イタリア南部レッジョディカラブリアの市職員らが、タイムカードを他人に記録してもらって常習的に仕事をサボっていたとして、地元の財務警察当局は9日、詐欺容疑で17人を摘発した。他の78人についても捜査を始めたという。

 ANSA通信によると、当局は隠しカメラで市職員らの行動を1カ月以上にわたり監視。その結果、何人もの同僚のタイムカードを一度に記録する職員の映像を撮影することに成功した。

 職員らはこの手法で、買い物や長時間のコーヒー休憩、子どもの学校の送り迎えなどのために日常的に職場を離れていたという。丸1日欠勤したにもかかわらず給料を受け取ったケースもあった。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る