100万ドルのバス停凍結 バージニア州、批判が集中

 【共同】バージニア州アーリントン郡などが100万ドル(約1億円)を投じて郡内に設置したバスの停留所に対し「高すぎる」「設備が過剰だ」と批判が集中。同様のバス停を郡内二十数カ所に設置する計画が凍結に追い込まれた。

 運行状況を示す電子掲示板、路面の氷結防止機能。3月中旬に同郡中心部に完成したバス停はガラスの屋根を備えた近代的なデザインだが、バスを待つ市民15人ほどにひさしを提供する停留所にすぎない。

 同郡は将来的にこのバス停を路面電車の駅としても使う計画だと釈明しているが、もっと他に税金の使い道があるはずだとの声が広がっている。CBSテレビは「100万ドルに値するとは思えない。理解不能だ」と憤慨する乗客の声を伝えた。

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