河南省に拡大、感染61人 鳥インフルエンザ、死者13人に

 【共同】中国の河南省政府は14日、省内の男性2人が鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染したと発表した。河南省での確認は初めて。上海市では感染が確認されていた患者のうち2人が死亡。また北京市衛生局は15日、北京で新たに4歳男児の感染が分かったと明らかにした。感染者数は上海と浙江、江蘇の両省でも増え中国全体で死者13人を含む計61人になった。

 中国の感染者は3月31日に初めて確認されて以来、上海市と江蘇、浙江、安徽の3省に集中していた。だが北京でも2人目を確認、河南省も加わったことで、感染地域の拡大が明らかになった。

 河南省で判明したのは、開封市の調理人の男性(34)と、周口市で農業に従事する男性(65)。上海市で死亡したのは67歳の女性と77歳の男性。他に上海市で3人、浙江省で4人、江蘇省で2人の感染も判明した。

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