ベネズエラ大統領選 同情票で辛勝、反米継続へ

 【共同】ベネズエラ大統領選で反米左翼チャベス前大統領から後継指名を受けたマドゥロ暫定大統領(50)が勝利したのは、カリスマ性の高かったチャベス氏への同情票を固めたことに加え、有権者の過半数が貧困層支援の路線継続を望んだからだ。産油国ベネズエラと米国の関係は当面の間、チャベス政権下と同様に緊張が続くことになる。

 選挙期間中、政権の影響下にある各テレビ局は、チャベス氏が昨年12月にマドゥロ氏を後継指名した際の映像を何度も放映。チャベス氏のポスターや看板も多く掲げられ、政権は「チャベスへの票」(地元評論家)を集めるのに成功した。だが、その政権運営は前途多難だ。

 野党候補との差はわずか1.6ポイント。野党側は政権による不正を主張しており、国民は選挙戦で真っ二つに割れた。さらに、チャベス氏のカリスマ性で束ねられていた政権内部は扇の要を失って分裂する可能性がある。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 植民地から合衆国建国へ 18世紀半ば、現在のアメリカ東海岸にはイギリスの支配下にある...
  2. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  3. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  4. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  5. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  6. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  7.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  8. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
ページ上部へ戻る