絞れぬ犯人像 練られた計画、テロ組織?
- 2013年4月16日
- アメリカ発ニュース
【共同】ボストン・マラソンで15日起きた爆発事件について、米専門家はテロとの見方で一致している。しかし、現時点で実行犯特定に結びつく証拠や犯行声明はなく、国際テロ組織か米国内の組織か、グループか個人かといった犯人像は絞られていない。
ボストン・マラソンは世界的なスポーツイベント。加えてメディアが集まるゴール近くでほぼ同時に起きた2回の爆発は、綿密に練り上げられた計画である可能性を示し、テロ組織の関与をうかがわせる。
捜査当局は、事前に事件を察知する情報を得ていなかったとされる。ボストンがなぜ狙われたかも分かっていないが、テロに詳しいデューク大のシャンザー准教授は、テロリストにとって重要なのは「注目を集めること」であり、警備の範囲が広いボストン・マラソンは「脆弱な標的」だったと指摘する。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ