震災がれき年度内処理 宮城、広域の調整終了 不燃物にめど

 【共同】東日本大震災で発生した宮城県のがれきについて、県外自治体に要請する不燃物を含めた広域処理分すべての受け入れ調整が終わったことが25日、環境省や県への取材で分かった。県内での処分も本格化しており、政府が目標としている2013年度内の処理完了にめどがたった。

 岩手県も広域処理の最終調整に入っており、本年度内の処理完了に見通しがつきつつある。政府は、東京電力福島第1原発事故の影響で処理が遅れている福島県への支援を強める考えだ。

 宮城県が自治体の委託を受けて処理するがれきのうち、可燃物の推計量は昨年7月段階で213万トンだったが、精査した結果、今年1月には153万トンと大幅に減少。北九州市などに要請していた可燃物の広域処理は想定よりも1年前倒しして3月で終了した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る