臭素系難燃剤、使用禁止に 繊維に使用、国際会議決定

 【共同】環境中に残留しやすい有害化学物質を規制するストックホルム条約の加盟国は日本時間の10日未明、ジュネーブでの締約国会議で、住宅の建材やカーテンなどの繊維製品を燃えにくくするために使われる臭素系難燃剤の一種を、新たに使用禁止物質とすることを決めた。

 難燃剤はヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)という物質で、日本での製造、輸入量はここ数年、年計2500〜4000トンで推移している。環境省などは近く、化学物質審査規制法に基づいて国内の生産と使用を禁止する方針で、今後、代替物質への切り替えが急務となる。

 条約事務局によると、今回の決定で、同条約の付属書Aに掲載され、生産や使用が国際的に禁止される物質は、ポリ塩化ビフェニール(PCB)など19物質となる。

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